20周年「怪談ナイト」今年は最多の全国41カ所で公演

[ 2012年6月1日 06:00 ]

 リアクションタレントの草分けだった稲川も、出川哲朗やダチョウ倶楽部にその座を譲り、いまでは「怪談」の語り部として不動の地位を確立。怪談トークライブは今年で20周年を迎える。

 がんを乗り越えて挑むのは「怪談ナイト」と銘打った全国ツアー。7月21日からの3カ月間で自己最多の全国41カ所で公演する。がんを告知された時には実施が危ぶまれたが、稲川本人の強い意向で敢行することに。

 公演内容は怪談を約90分、心霊写真解説を約30分の2時間構成。毎年新ネタを披露しており「怪談のネタ数は約400話持っている」という。20周年の今年はファンの要望に応え「もう一度生で聞きたいアンコールメニュー」を中心に構成。毎年趣向を変えた豪華な美術セットも魅力で「新たなスタートのつもりで臨みたい」と力が入っている。ツアーに先駆け、6月には初期の代表作「赤い半纏(はんてん)」の完全版を収録したCDをはじめ、ライブ盤などの作品を計7タイトル発売。“稲川の夏”が今年もやってくる。

続きを表示

2012年6月1日のニュース