11年度の著作物使用料 AKB48が上位4作独占

[ 2012年5月23日 18:36 ]

日本音楽著作権協会から賞を贈られた秋元康さん(前列右から2人目)ら

 日本音楽著作権協会(JASRAC)は23日、2011年度にカラオケ、CDなどから徴収した著作物使用料の分配額のランキングを発表、1位から4位までを「AKB48」の楽曲が独占した。同じアーティストが上位4作品を独占するのは初めて。1位は「ヘビーローテーション」だった。

 JASRACによると、2位は「ポニーテールとシュシュ」、3位は「Beginner」、4位は「Everyday、カチューシャ」。さらに6位には「会いたかった」が入り、上位10作品の半分がAKBだった。

 この5作品全てを作詞したプロデューサー秋元康さんは、東京都渋谷区で開かれた贈呈式で「多くの方に支持されてうれしく思います」と話し、会場に駆けつけた高橋みなみさんらAKBのメンバー4人も笑顔を見せた。

 AKBの曲以外では、5位に「ありがとう」(いきものがかり)、7位に「もっと強く」(EXILE)など。海外でよく使われた日本の曲の上位10作品はすべてアニメ関連で、1位は「ドラえもんBGM」だった。

 同ランキングは、作詞家や作曲家ら権利者に分配された著作物使用料の額が多かった曲の順位。

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2012年5月23日のニュース