フジ低迷日9 愛菜で巻き返す!トヨエツとW主演

[ 2012年5月10日 06:00 ]

フジテレビのドラマで共演する豊川悦司と芦田愛菜

 フジテレビの日曜午後9時台で7月にスタートするドラマで、豊川悦司(50)と芦田愛菜(7)が親子愛を描く。ダブル主演の連続ドラマ「ビューティフルレイン」で、若年性アルツハイマーを発症する父親とそれを支える娘の物語。同枠への芦田の出演は、昨年4~7月放送の「マルモのおきて」以来となる。現在放送中の「家族のうた」(主演オダギリジョー)の視聴率が低迷する中、巻き返しが注目される。

 「マルモ…」では、両親を亡くした双子(芦田と鈴木福)と、父親の親友(阿部サダヲ)が家族のあり方を問い掛けた。今回は、妻と死別した父親(豊川)が下町の工場で働き、小学2年の一人娘(芦田)を育てる。物忘れが激しくなったり、何度も同じことを繰り返すなど、行動に異変が表れた時、強い絆で結ばれた父娘が、現実とどのように向き合い、乗り越えていくのかを描く。

 豊川は「見てくださる皆さんが応援したくなるような、そんな人物像にできればと思っています」。芦田も「月曜日から学校やお仕事を頑張ってもらえるように、たくさんの方に見ていただきたいです」と張り切っている。

 もともと同時間帯は日本テレビ「行列のできる法律相談所」、TBS「日曜劇場」など人気番組がそろう激戦区。「マルモ…」は昨年7月3日の最終回で視聴率23・9%を記録してブームになった。現在の「家族のうた」は第4話(6日)が3・1%など低迷。同局関係者からは「7月のドラマで流れを変えてほしい」の期待の声も漏れる。共演は三浦翔平(23)、でんでん(62)、蟹江敬三(67)ら。

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2012年5月10日のニュース