布袋寅泰 一家で英国移住…ロック発祥の地で活動へ

[ 2012年5月9日 06:00 ]

今年の夏に英国へ移住する布袋寅泰・今井美樹夫妻

 ロック歌手の布袋寅泰(50)が今夏に英国移住することを8日、自身のブログで発表した。6月18、19日の東京・日本武道館公演が、“国内在住歌手”として最後のステージとなる見込み。8月に渡英し、12月18日にはロンドンで移住後初のライブを開く予定だ。

 布袋は表題を「LIFE IS CHALLENGE」としたブログ記事を記述。「居を英国に移すことを決心しました」と報告し、「人生は挑戦です。50歳からのスタートをどうか温かく見守ってくださいますように」と決意表明した。

 関係者によると、英国には家族全員で移住。妻で歌手の今井美樹(49)や長女はもちろん、ペットのドーベルマン犬も一緒に渡英する予定という。関係者は「住む場所が変わるだけで、活動に関してあまり変化はない」と話している。今井も芸能活動を続ける。

 制作活動を海外で行うなど活動の場を世界に広げている布袋だが、あえて移住を決めたのは、夢をあきらめきれなかったからだ。ブログでは「50歳を迎えた今もなお、夢は僕を奮い立たせてやまない」「夢追う人の一人でありたい」と、夢という言葉を繰り返した。

 デヴィッド・ボウイを敬愛するなど、布袋のルーツはUKロック。関係者は「以前から英国に行きたいと言っていた。思いつきで決めたことではない」と長年の望みだったことを明かした。99年、04年と、英国や欧州などの海外でソロアルバムを発売している。

 昨年放送されたドキュメンタリー番組では、「50歳の誕生日にロイヤル・アルバート・ホールで公演がしたい」と、140年の伝統を誇る名演劇場に立つ夢を子供のような笑顔で明かしていた。場所は違えど、現地でのライブ開催が決まり「ロック発祥の地ロンドンで、一から腕試しをしたいと思います」と意気込んでいる。

続きを表示

2012年5月9日のニュース