“女優大島優子”成長中!「私とは正反対」歌が苦手な大学生好演 

[ 2012年5月8日 10:00 ]

「ますます女優の仕事が面白くなってきました」と笑顔を見せる大島優子

大島優子インタビュー(1)

 AKB48の大島優子(23)がフジテレビの連続ドラマ「カエルの王女さま」(木曜後10・00)で好演している。ママさんコーラスのグループに所属する大学生・野々村まひる役で、歌が好きだけれど実際に歌うのは苦手という設定。自ら「まひるは内向的で、うじうじしていて、私とは正反対」と語っていた役柄をどのように演じているのか?東京・台場の同局スタジオで話を聞いた。

 ――自分と正反対の役を演じるのは難しいですか?

 「いや、どちらかと言うと、自分に似ているタイプの方が難しいです。まひるのような役だと、自分と真逆みたいなことをやるから、イメージがつきやすいです」

 ――しかし、歌が苦手な役は難しいのでは?

 「いや、私は全然うまくないので大丈夫です(笑い)」

 ――いつもAKBのステージでは明るく華やかに歌っているのに、まひるは萎縮してぎごちなく歌います。しっかり演技をしないと、まひるにならないのでは?

 「そうですね。一番分かりやすいのは声量をなくすことです。まひるは自分に自信がなく、歌は好きだけれど人前では歌いたくない。だから、監督と話し合って、声量をなくして歌っています」

 ――いつもの調子で歌うと監督に「歌いすぎ」と言われます?

 「最初、言われましたね。(ドラマの中で歌う曲を)レコーディングした時には“もっとかすれた声で”とか“もっとスカスカな感じで”とか“語尾を伸ばさないで”とか言われて、どんどんつまんでいきました」

 ――あのメンバーの中で本気で歌うと目立ってしまいそうですからね!?

 「いや、全然そんなこともないですよ(笑い)。みなさん、すてきな声をお持ちなので、むしろ、ちゃんと歌わないと、私の声が一切聞こえないくらいです」

 ――声量をなくして歌うと?

 「あれ?私、歌ってる!?みたいになります(笑い)」

 ――AKBでも大人数で歌っていますが、このドラマのようにみんなでコーラスをするのは違いますか?

 「全然違いましたね。AKBの場合、前に向けて歌うというか、お客さんに向けて歌います。みんなで合わせるというか、調整するということがそんなにないんです。コーラスはみんなの声も聞いて、自分の声を出して合わせていきます。ちゃんと和を取るというか、ハーモニーをつくるということをするから、全然違うなと思います」

 ――それはAKBより難しいですか?

 「う~ん、なんか、こういうふうにAKBでもやりたいと思いました」

 ――この体験はAKBでも生きますか?

 「それはちょっと分からないです(苦笑)。生かしたいけれど、AKBとは、やり方が違いますから。でも、こういうふうにしたらいいのになあとは思います」

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