視聴率改善へNHK動いた 大河「平清盛」テコ入れ特番

[ 2012年4月28日 06:00 ]

 視聴率が低迷するNHK大河ドラマ「平清盛」(日曜後8・00)の第2部(29日スタート)説明会が27日、都内で行われ、“テコ入れ策”が発表された。

 時代背景などを解説する特別番組を制作するほか、番組冒頭に人物相関図を入れるなどする。特別番組は「源平合戦!ライバル2代宿命と愛憎の乱世、開幕(仮題)」で、5月15日午後10時から、同作に出演している岡田将生(22)をナビゲーターに放送。また、兵庫県知事が「汚い」と指摘し、問題となった映像に関しても、明暗のコントラストをはっきりするなど工夫をこらしているといい、磯智明チーフプロデューサーは「映像が見難い、物語が分かりにくいという意見があり、多くの人に見てもらうために(今後も)改善したい」とした。

 同作の視聴率は、初回歴代ワースト3位となる17・3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)でスタート。その後も低迷し、第13回(今月1日)と第16回(22日)はこれまでの最低11・3%を記録している。

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2012年4月28日のニュース