笑福亭松喬 肝臓がんで入院、体重8キロ減も「はい上がった」

[ 2012年4月28日 06:00 ]

会見中に感極まり、涙をぬぐう笑福亭松喬

 肝臓がんの治療で入院していた落語家の笑福亭松喬(61)が27日、大阪市内で会見を開き、退院と病状を報告した。体重8キロ、ウエストは10センチ減ったが「崖っ縁からはい上がりました」と笑顔で復調をアピールした。

 12月の検査でがんと判明。肝門脈にがんが達し、手術不能の深刻な状態だったことを明かした。12月下旬から抗がん剤治療などで病状が安定し、4月10日に退院。笑福亭仁鶴(75)ら激励してくれた人に「いい落語をして恩返ししたい」と涙ぐみ、「がんと共存し75歳までは生きたい」と意気込んだ。今後は「通院治療しながら高座にも上がる」とし、28日には大阪市内で“試運転”と題した落語会を開く。

続きを表示

2012年4月28日のニュース