門倉有希が花園神社で新曲ヒット祈願&新曲披露

[ 2012年4月23日 19:32 ]

境内の芸能浅間神社に玉垣を奉納する門倉有希

 今年でデビュー19年目を迎えた歌手・門倉有希(38)が、今月25日にビクターエンタテインメントから通算26枚目のニュー・シングル「蝶」(詞曲・流川さつき)を発売するのに先がけて23日、東京・新宿区の花園神社で新曲ヒット祈願&新曲披露を行った。

 拝殿でスタッフと一緒にヒット祈願を行い、「ヒット祈願は、デビューして初めての経験でしたので緊張しましたが、すごく気持ちが引き締まりました」と、初体験の感想を語った。その後、社務所で新曲「蝶」と同カップリング曲「花は咲く」の2曲を熱唱し、メーン曲の「蝶」は、「せつない、悲しい女性の気持ちを『蝶』にたとえてドラマチックに歌った作品です」と新曲の内容を説明しながら「いままでの歌は、どろどろとした不倫だったり、愛しても愛してもかなわない、実らないという愛ばかりを歌ってきましたが、今回は、同じせつない、悲しい愛でも、妖精的なと言いますか、森の中に迷い込んだ一人の女性を歌ったようなすがすがしい愛を歌っています。この19年間は、パンチのある歌からバラード、フォークまでいろんなジャンルの曲に挑戦させていただきましたが、『蝶』のような新しい世界も歌ってみたいと思っていましたので、来年の20周年に向けて(代表曲の)『ノラ』以上のヒット曲を出したいという気持ちで歌っていきたい」と、大ヒットへの意欲を見せた。

 カップリング曲「花は咲く」は、NHK東日本大震災プロジェクト「明日へ」で被災地の復興を応援する同名タイトルのテーマソングを、その一人、福島県須賀川市出身の門倉がカバーバージョンとして収録。

 同曲については「私の福島の実家も被害に遭いましたが、原発問題と重なって、震災から1年以上たったいまもなかなか前に進まない状況です。この曲を歌って『福島を忘れないでください』という気持ちを伝えていきたいです」と語った。

 また、同境内にある「芸能浅間神社」に「門倉有希」と記された玉垣を奉納し、「私はライブが大好きなので、これからのライブ活動を通じて一人でも多くの方に新曲を聴いていただきたい」と話していた。

 なお、今月27日に東京・六本木のスイートベイジルSTB139でワンマンライブを開く。

続きを表示

2012年4月23日のニュース