韓国で秋元康氏小説ドラマ化 逆輸入も期待

[ 2012年4月23日 06:00 ]

秋元氏の小説「象の背中」が韓国で「ハッピーエンディング」のタイトルでドラマ化

 AKB48の総合プロデューサー、秋元康氏(55)の小説「象の背中」が韓国でドラマ化され、23日から放送される。

 「象の背中」は肺がんのため余命半年と診断された48歳のサラリーマンの心情と生きざまを描いた小説。06年に出版され、07年には役所広司(56)主演で映画化されている。

 3年前に韓国の制作会社「ロゴス・フィルム」のプロデューサー、イ・ジャンス氏が原作を読み、韓国でドラマ化したいとオファー。「秋元先生は本当に多才な方で、韓国にはいない存在。そんな先生の原作をドラマ化することには、とても身が引き締まる思いがある」と感慨無量の様子。韓国ではJTBCが放送し、全24話。「ハッピーエンディング」というタイトルで内容も少し変更されるが「韓国流“象の背中”を温かい目で見てほしい」と視聴者に訴える。

 主演はチェ・ミンス(49)。ドラマ「砂時計」(95年)での演技が絶賛され、日韓合作映画「ソウル」(03年)にも出演した。ドラマの日本への逆輸入も期待される。

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2012年4月23日のニュース