NHK「おやすみ日本」“パワーダウン”して第2弾

[ 2012年4月20日 06:00 ]

NHK「おやすみ日本」で司会を務める宮藤官九郎(左)とピース又吉直樹

 NHKで1月に放送された異色深夜番組「おやすみ日本 眠いいね!」の第2弾がゴールデンウイークに放送される。

 視聴者を快眠に誘うことを目指す番組で、データ放送を使った視聴者の“投票”で終了時間を決めるユニークな生放送。前回に続く司会の宮藤官九郎(41)は「皆さんに眠ってもらうため、よりパワーダウンした番組にしたい。前回より、より準備不足で臨みます」と意気込んでいる。

 番組は視聴者がデータ放送のボタン操作を利用して投票。その数が目標値(現状は未定)に達した時点で終了する。今回は5月5日深夜0時55分からで、最大延長は同4時13分まで。前回は1月9日深夜0時50分に始まり、同3時8分に終了した。

 前回、不安や孤独など、視聴者の眠れない声を募集したところ、「夫がやたらと消臭スプレーを買ってくる」「60歳の父がAVを見ているのを目撃した」など深夜番組としては異例の5000件を超える悩みが集まったほか、市原悦子(76)による昔話の朗読などが大好評。番組放送中に1万5000件の感想がメールやツイッターで送られたほか、番組終了後にホームページ上で受け付けたアンケートへの書き込みは、同局が新しいターゲット層とする30歳以下の視聴者からのものが8割を占めたという。

 今回も視聴者から眠れない声を募集するほか、市原の昔話も放送予定。同局は「眠れない声に向き合い、ゆっくり語り合い、さまざまな企画であなたの安眠をうながします」としている。

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2012年4月20日のニュース