さしこドラマが映画化!変顔OK 独特キャラに監督ゾッコン

[ 2012年4月17日 11:30 ]

映画「ミューズの鏡」制作発表で変顔を披露する指原莉乃

 指原莉乃(19)が主演する日本テレビの連続ドラマ「ミューズの鏡」(毎週土曜深夜放送)が映画化されることになった。今夏公開予定。

 ドラマ版から脚本・演出を手掛ける福田雄一監督は指原の魅力について「ダメで、欲がないところ」と断言する。本来ならば欠点となるような資質が、指原の場合、独特の個性となって光り輝いている。

 福田監督は「私は何しろダメな人が好き。“さしこのくせに”(TBSのバラエティー番組)を見ていて、この子はダメだなあとずっと思っていた。このドラマの主演が指原だと聞いた時“あんなダメな子をいただけるんだ!”と喜んだ」と明かす。

 撮影現場では、指原の欲のなさも表れた。

 「女優として演技が全く成長しない。たぶん、それは欲がないからだと思う。一生懸命やっているが、笑わせようとか、うまくやろうとかの欲がゼロ。それが画面で見ると面白い。いつまでも無欲の指原でいてほしい」と福田監督は強調する。

 アイドルとしては避けたいはずの変顔も平気で披露している。「怒った顔で登場して」という注文には「ゴリラみたいな顔」で出てきて福田監督は「特殊メークかと思うほどのゴリラ顔でびっくりした。指原の事務所的には変顔の規制がないらしい」と笑う。

 撮影中にもかかわらず自分のセリフがない時にはカメラを全く意識していないことも。「家でナイター見ているお父さんみたいな顔をしていたことがあって、その時はさすがに“映っているからね!”と注意した」という。

 指原自身も「知っていると思いますけど、私は本当に演技が下手」と公言してはばからない。映画版では、そのダメっぷりがさらにパワーアップし、より大きな笑いを誘いそうだ。

続きを表示

2012年4月17日のニュース