“小林幸子騒動”発端は…夫と社長の口ゲンカ

[ 2012年4月6日 06:00 ]

小林幸子の自宅前でマネジャーを囲む報道陣

 歌手の小林幸子(58)が個人事務所の女性社長らを解雇した騒動の端緒が、小林の夫で医療関連会社社長の林明男氏(49)と女性社長の口論だったことが5日、分かった。昨年9月の結婚会見をめぐって意見が対立して以降、折り合いを欠き、NHK紅白歌合戦の衣装代をめぐり衝突。女性社長らが事実上の解雇通告を受けたという。小林はこの日「(騒動が)大きくなってただただ驚いている」とコメントした。

 58歳で初めて人生の伴侶を得た小林が、一方で33年間連れ添った“仕事の伴侶”を捨てた形になってしまっている“お家騒動”。渦中の小林自身が「ただただ驚くばかり」と困惑している。

 スポニチ本紙の取材では、解雇の最大のきっかけになったのは2月3日。

 小林と林氏が新婚旅行でウィーンにたつ直前、林氏が女性社長と会い、紅白歌合戦の衣装代について「なぜこんなに高いのか」と問題提起した。女性社長が衣装代の内訳を説明すると、林氏は「ロボットやクレーンの会社を知っている。僕ならもっと安くできる」と主張。「今年から自分が衣装を作る」と言ったという。

 女性社長は「口出ししないで」と拒否し、小林氏と感情的な口論に発展。その後、夫妻が新婚旅行から帰国した同9日、小林が社長、女性専務に事実上の解雇通告を言い渡したという。これ以降は双方が弁護士を立て、直接話し合う場は持たれていない。

 昨年9月の結婚会見で意見が相違してから小さな衝突が続いてきた小林の“公私の伴侶”。あくまで口げんかから始まった騒動なだけに、音楽関係者は「幸子と社長は演歌界でも評判のコンビだっただけに、なんとか仲直りできないものか」と復縁を願っている。

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2012年4月6日のニュース