いっぱい迷惑をかけて…それでも私なりに頑張ってきた6年半

[ 2012年3月26日 06:00 ]

AKB48からの卒業を発表した前田敦子(中央)

前田敦子AKB卒業

 ◆前田敦子“卒業発表”全文

 私は14のときにAKB48のオーディションを受けました。初期メンバーとして加入させていただきました。オーディションを受けることは、私の人生にとって初めての大きな決断でした。そして、きょうここで2回目の大きな決断をさせてください。私、前田敦子は、AKB48を卒業します…。

 私は昔から感情の起伏が激しくて、メンバーにもいっぱい迷惑をかけてしまいました。ファンの皆さんにもたくさん心配をかけてしまいました。それでも私なりに頑張ってきた6年半でした。

 コンサートの1日目のときに東京ドームの発表があって、14歳のころからみんなで夢を見てきたその夢がかなったと、とても感動しました。それとともに、20歳の夢に向かって歩きださなければとあらためて思うことができました。正直、不安でいっぱいです。どうなるか分かりません。ですが、ここにこうしてたくさんいる後輩のためにも私が卒業して、歩きださなきゃいけないと思います。

 ですが、今はまだ詳しいことは決まっていません。きょう今すぐに辞めてしまうわけではありません。決まり次第、あらためて皆さんにご報告したいと思います。私のために時間を割いてしまってすいませんでした。

(「会いたかった」歌唱)

 本当にありがとうございました。今回、たくさんの方に(卒業を)止めていただきました。ですが、きょうここで発表すると、絶対しようと、ここまでやってきました。私はまだAKB48の一員としてたくさんのステキな思い出をつくって、笑顔を与えることを忘れずに、これからも頑張りたいと思います。びっくりさせてしまってすいません。ありがとうございました。

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2012年3月26日のニュース