「007」最新作 トルコ撮影で地元から不満の声

[ 2012年3月22日 06:00 ]

 主人公ジェームズ・ボンドが活躍する人気スパイ映画「007」の最新作「スカイフォール」の撮影が始まったトルコ南部アダナで、幹線道路を1日12時間にわたって通行止めにしてのロケに、地元ドライバーから不満の声が上がっている。

 共同電が伝えるトルコ英字紙ヒュリエト・デーリー・ニューズ(電子版)によると、撮影場所は鉄橋で、周辺の道路も含めて封鎖。地元当局が今月17~26日と5月5、6両日、午前6時から午後6時までの通行止めを決めた。映画の中では15分ほどのシーンになるという。

 住民らは、当局が通行止めを事前に周知しなかったことにも立腹。あるドライバーは「撮影はアダナの宣伝にはいいのかもしれないが、われわれは大変。目的地に行くのに4キロも遠回りしなければならない」とこぼしている。同作品のオフィシャルサイトによると、スカイフォールは英俳優ダニエル・クレイグ主演で、日本でも12月に全国公開の予定。

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