長澤まさみ 「コクリコ」で…キャラ設定変えた!?

[ 2012年3月8日 06:00 ]

映画「コクリコ坂から」DVD発売イベントに登場した長澤まさみ

 女優の長澤まさみ(24)とスタジオジブリの宮崎吾朗監督(45)が7日、都内で行われた「コクリコ坂から」のDVD&ブルーレイ発売決定記念トークイベントに出席した。「ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン 2012 SPRING ブルーレイ・DVDコンベンション」の会場で行われ、吹き替えを担当した長澤が宮崎監督とともに撮影の裏話を語った。

 長澤は「ジブリ作品は大好きで子供の頃から見て育った」といい、高校生の淡い初恋を描いた物語「コクリコ坂から」では主人公の松崎海を担当した。自身の初恋について聞かれると「同じ中学校の先輩。静岡県出身なのでサッカー部でした。かっこよかったですね」。気になる結末は「実らずでしたね」。

 「日本国民みんなに愛されるアニメなので、凄いプレッシャーでしたが、ジブリ作品の中に入れるのは本当にうれしかった」と笑顔。宮崎監督については「凄く厳しい監督でした」と明かした。キャラクターの声質を決めるのに半日もかかったといい、結局、普段の長澤の声に決定。「主人公の海のキャラクターが無愛想ということになりました」と笑った。これには宮崎監督もタジタジで「明るく元気な女の子をイメージしたのですが、どうもしっくりこなかったので」と苦笑い。

 「コクリコ坂から」は昨年の邦画興行収入No・1で、今年の日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞。DVD&ブルーレイは6月20日に発売される。同監督が特別に描き下ろしたキーアートが、パッケージデザインに採用されている「横浜特別版」も発売。

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2012年3月8日のニュース