陣内孝則16年ぶり主演に涙?「何度芸能界を辞めようと思ったか」

[ 2012年2月29日 13:59 ]

映画「種まく旅人~みのりの茶~」完成披露試写会に出席した(左から)田中麗奈、陣内孝則、吉沢悠、柄本明

 映画「種まく旅人~みのりの茶~」(監督塩屋俊、3月17日から全国公開)完成披露試写会が29日、東京・赤坂で行われ、陣内孝則(53)、田中麗奈(31)らが登場した。

 実に16年ぶりとなる主演映画に「私のような人気のない演技の下手なゴミのような俳優を主演に抜てきしていただいて…もちろん謙そんですよ!」と陣内。「この16年苦しかった。食うや食わずで頑張って参りました。何度芸能界を辞めようと思ったか…」と涙をぬぐう素振りで笑いを誘った。

 撮影は2010年の11、12月に塩屋監督の故郷・大分県で行われ、昨秋の公開を目指していたという本作。東日本大震災後に、第一次産業の再生で日本を元気にしたいという監督の強い意向で編集された。

 撮影前には役作りのために絶食で10キロを落とし、台本をもらう前から題材となるお茶について予習していたという陣内だが「皆さんもご存知のように僕はトレンディー俳優なものですから、土臭い映画はどうかと思ったんですけど、脱皮しようと思った」と口を開けば冗談。家賃滞納訴訟で敗訴した長期休養中の「オセロ」中島知子(40)へコメントを求められると「頑張って復活していただきたい。(内田)裕也さんを怒らせないように」とエールを送っていた。

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2012年2月29日のニュース