AKB インドネシアでJKTと“合体”ライブ!

[ 2012年2月26日 06:00 ]

「ヘビーローテーション」を熱唱するAKB48とJKT48

 AKB48が25日、インドネシアの首都ジャカルタで開催された「J―POPコンサート」に出演した。海外でのステージは8カ国目。メンバー16人が現地の空港に到着した際、約500人のファンが殺到。言葉や文化の壁を越えての熱烈な歓迎に、宮澤佐江(21)は「日本文化を理解してもらいつつ、AKBの魅力が伝えられたら」と話した。

 インドネシアとの文化交流促進を目的とした「日本ポップカルチャーフェスティバル」の一環。日本のポップカルチャーを現地に紹介するライブの目玉としてAKB48が招待された。

 東日本大震災からの日本の復興をアピールする思いも込め「風は吹いている」「フライングゲット」など15曲を選曲。AKB48劇場の公演でおなじみのユニット曲も披露し、約3000人の観客に勢いを見せつけた。

 同国を拠点とする海外初の姉妹ユニット「JKT48(JAKARTA48)」とは「会いたかった」「ヘビーローテーション」で共演。日本語で歌うため、前日のリハーサルに1時間以上かけ本番に備えた。

 イスラム文化圏では初のステージ。公演では恒例の「MIX」と呼ばれる合いの手を、日本語で完璧に入れるファンも多く、立ち見まで出る盛況ぶり。高橋みなみ(20)は「凄い感激ですよね。会場を見た時に不安でいっぱいだったけどこんなに熱く応援してくださって。またやりたい!」と大興奮。「今までの海外でのライブで一番ドキドキしている」と話していた増田有華(20)も「めっちゃ感動して泣きそう」と目を潤ませた。

 フィーバーの始まりは24日の空港到着時から。現地ファン約500人にもみくちゃにされ、約20人の警備員に守られながらバスに乗り込んだ。移動時も警察のバイク2台が誘導する待遇だった。ライブ前の午前中には高橋、指原莉乃(19)、川栄李奈(17)がテレビに生出演。他のメンバーたちは市内で現地メディア10社以上の取材に対応した。報道陣から「JKT48に移籍してくれませんか」と求められた高橋は「まず言葉を覚えなきゃならないですね」と話し、笑いを誘った。

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