ベルリン国際映画祭が開幕 日本人の3短編が金熊競う

[ 2012年2月9日 20:32 ]

 世界三大映画祭の一つ、第62回ベルリン国際映画祭が9日、開幕した。短編部門の最高賞「金熊賞」を競う27本のうち、日本の監督による短編3作品が出品されている。長編の金熊賞を競うコンペティション部門には、日本映画の出品はない。主要賞の授賞式は18日に行われる。

 短編部門には、川本直人監督の「渦潮」、泉原昭人監督のアニメ「リリタアル」の日本作品2本のほか、神戸市出身の和田淳監督によるアニメ作品のフランス映画「グレートラビット」が出品された。

 長編のコンペ部門には、香港のツイ・ハーク監督やイタリアのタビアーニ兄弟らの新作が出品。

 革新的で実験的な作品を集めたフォーラム部門では、岩井俊二監督の「friends after 3・11」など、東日本大震災を取り上げたドキュメンタリーも上映される。(共同)

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2012年2月9日のニュース