料理研究家のケンタロウ氏 バイク事故で首都高から転落

[ 2012年2月6日 06:00 ]

 料理研究家のケンタロウ(本名・小林健太郎)氏(39)が大型オートバイで東京都新宿区の首都高速道路を運転中、単独事故を起こして約6メートル下の道路上に転落し、重傷を負ったことが5日、分かった。

 警視庁高速隊などによると、4日午後11時30分ごろ、首都高速4号新宿線の下り線(新宿方面)から、外苑出口に向かう支線に入ったところ、左カーブを曲がりきれずに側壁に激突した。

 激突地点あたりの側壁は高さ約1メートルほどしかなく、弾みで投げ出されたケンタロウ氏は側壁を越えて転落。午後11時40分ごろ、新宿区南元町の支線真下の路上で倒れているのを通行人が見つけ110番した。オートバイは高速上に倒れていた。

 ケンタロウ氏は頭を強く打ったほか、足を骨折しており重傷だが、命に別条はないという。所属事務所によると、搬送先の都内の病院で手術を受け、そのまま入院中。親族や事務所関係者が病院に駆けつけた。詳しい容体は不明。

 ケンタロウ氏は、料理研究家小林カツ代氏(74)の長男。イラストレーターとして活躍した後に料理研究家になり人気に。著書「決定版 ケンタロウ絶品!おかず」(主婦の友社)は70万部以上を売り上げている。

 テレビ東京のレギュラー番組「太一×ケンタロウ 男子ごはん」(日曜前11・25)の5日放送分は収録済みで予定通り放送したが、今後は未定。

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2012年2月6日のニュース