爆笑・太田 2作目出版「本屋大賞か直木賞を狙う」

[ 2012年1月22日 06:00 ]

第2弾小説「文明の子」発表記念記者会見に登場した太田光

 お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(46)が21日、都内で書き下ろし小説「文明の子」(発売中、ダイヤモンド社)の刊行記念会見を行った。小説執筆は、10年に出版した「マボロシの鳥」(新潮社)に続いて2作目。「今回は本屋大賞か直木賞を狙う。獲れなかったら、あと1回書いて断筆する」と宣言した。

 “太田節”はとどまるところを知らず、17日に第146回芥川賞を「共喰い」で受賞し、選考委員の石原慎太郎東京都知事に「(賞を)もらっといてやる」と言い放った田中慎弥さん(39)に言及。「気の弱い選考委員がショックでひっくり返って目をシバシバさせて、都政に混乱があるといけないので、出してやるって気持ちで(小説を)書きました」と執筆理由を説明し、田中さんについては「面白いなと思った。よく似てるなって言われるんです。名前が(相方と同じで)田中さんなんだよね。“一人爆笑問題”みたい。作品を読んでみようと思っている」と話した。

 さらに「とにかく印税が欲しい。目標は140万部」と欲深さを見せ、前作が水嶋ヒロ(齋藤智裕)の小説「KAGEROU」と同時期発売だっただけに、「前回は水嶋ヒロに痛い目にあったけど、今回は浅田真央が本を出すのをやめてくれてよかった。また、ポプラ社かと思ってたんで助かった」と笑わせた。

 また、所属事務所社長の光代夫人(47)から映画化を要望されていることも明かし、「映画化しにくいものをつくっちゃいましたけど、映画は映画で別の構想を考えている」と話した。

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2012年1月22日のニュース