低調スタート 松ケン大河に兵庫県知事が苦言「画面が汚い」

[ 2012年1月10日 17:18 ]

 兵庫県の井戸敏三知事は10日の記者会見で、8日から始まったNHK大河ドラマ「平清盛」の初回視聴率が過去3番目の低さだったことに関し「私も見たが、画面が汚い。鮮やかさのない画面ではチャンネルを回す気にならない」と苦言を呈した。

 平清盛の築いた福原京が現在の神戸市兵庫区にあったことから、ドラマの放送に合わせて県や市が観光客誘致を進めている最中。番組への強い期待が批判的な発言につながったとみられる。

 また、井戸知事は「時代考証に忠実にするという方針であの画面になったと聞いている」とした上で、「清盛の公家社会打破のエネルギーを前面に出してもらいたい。番組の人気で観光も影響を受ける」と述べた。

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2012年1月10日のニュース