魔球も!?インドでクリケット版「巨人の星」放送

[ 2012年1月7日 06:00 ]

 漫画「巨人の星」の設定を野球からクリケットに置き換えたインド版アニメが秋から同国で全国放送される。

 出版元の講談社が中心となり、両国で共同制作。大筋は原作と変えず、地元の文化や習慣、宗教観などに合わせて制作する。魔球「大リーグボール」や養成ギプス、父の「ちゃぶ台返し」に当たる設定も盛り込む。講談社は「一つの夢に向かっていくサクセスストーリーが支持されるはず」としている。

 タイトルは「ライジング・スター」(仮題)。クリケットはインドで国民的人気を誇り、貧しかった主人公の投手スーラジが父親の猛特訓を受け、スター選手に成長していく姿を描く。星飛雄馬の宿命のライバル花形満に相当するヴィクラムも登場。毎週1回、半年にわたって放送され、日本企業のスポンサーも募る。原作者梶原一騎さんの遺族や作画の川崎のぼるさんもプロジェクトに賛同しているという。

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2012年1月7日のニュース