12年注目の長谷川博己…「ミタ」も“彼がいなかったら成立しなかった”

[ 2012年1月2日 07:15 ]

今年の活躍が期待される長谷川博己

 最終回で40・0%という驚異的な数字を叩き出し、社会現象を巻き起こした日本テレビ系連続ドラマ「家政婦のミタ」(水曜後10・00)で主演の松嶋奈々子(38)演じる家政婦の三田灯が派遣される家の主人を演じた俳優長谷川博己(34)が12年スタートの連続ドラマ2本に出演する。

 これまで舞台を中心に活躍していたものの、10年放送のNHK連続ドラマ「セカンドバージン」で鈴木京香(43)の相手役を演じ、一躍脚光を浴びた長谷川。11年には、テレビ東京の連続ドラマ「鈴木先生」で連続ドラマ初主演を果たした。数字は伸びなかったものの、日本民間放送連盟賞最優秀賞を受賞するなど、評価は高かった。

 そして秋には、大ヒット作「家政婦のミタ」で家政婦の三田が派遣される阿須田家の主人・恵一を演じた。優柔不断で頼りない、冴えないダメダメな父を好演し、“彼がいなかったらドラマは成立しなかった”と言われるほど評価を集め、その人気はうなぎのぼりだ。

 そんな長谷川が新春にスタートする民放の連続ドラマ2作品に重要な役どころを演じる。岡田将生(22)主演のテレビ朝日系医療サスペンスドラマ「聖なる怪物たち」(19日スタート、木曜後9・00)では、巨大学園グループ経営者・日向敏雄役を演じる。大財閥跡取りの命の誕生をめぐって、岡田演じるピュアな新人外科医・司馬健吾と対立する立場となる日向をどう表現するのか、見どころだ。

 また、1972年の沖縄返還の日米密約をめぐる外務省漏えい事件を基にした本木雅弘(45)主演のTBS日曜劇場「運命の人」(日曜後9・00)では同局のドラマ初出演を果たす。本木演じる弓成亮太の妻・由里子のいとこで、ボストン在住の建築家・鯉沼玲を演じる。

 どちらも、これまでとは違った作風のドラマへの出演だけに、新しい長谷川の顔が楽しめそう。今後も多くのドラマへの出演が増えるであろう長谷川の動向には今後も注目していきたい。

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2012年1月2日のニュース