落選の悔しさ忘れない 高橋みなみ 1年間変えなかった「待ち受け」

[ 2011年12月31日 09:09 ]

レコード大賞を受賞し泣きながらステージに向かうAKB48の前田敦子(奥)と高橋みなみ
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第53回日本レコード大賞

(12月30日)
 第53回日本レコード大賞(主催日本作曲家協会)の授賞式が30日夜、東京・初台の新国立劇場で開かれ、AKB48の「フライングゲット」が大賞に輝いた。結成7年目で初の栄冠。前田敦子(20)は「応援してくれた皆さん、支えてくれたスタッフ、秋元康先生、すべての方に感謝します」と目を潤ませた。

 昨年も大賞を狙ったが落選。普段は無欲のキャプテン・高橋みなみ(20)も、昨年の12月30日は珍しく欲が出ていた。当日リハーサル時の円陣で「今年は絶対に獲る!」と叫び、メンバーに言い聞かせた。発表前に集合写真を撮り、携帯電話の待ち受け画面に設定。記念の一枚になる…はずだった。

 「悔しかったの一言でした」。あの日から1年、悔しさを糧にするため、高橋は待ち受け画面を一度も変更しなかった。

 ようやく訪れた歓喜に高橋は「自分たちができることは少しでもみんなを笑顔にすること。これからもそれを続けていけるグループでいたい」。最後は満面の笑みを見せ、心から受賞を喜んだ。

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