スタイル貫く…小林幸子 被災地の人々が後押し「派手にして」

[ 2011年12月29日 19:19 ]

「第62回NHK紅白歌合戦」リハーサルに登場、笑顔で手を振る小林幸子

「第62回NHK紅白歌合戦」リハーサル

 33回目の出場となる小林幸子(58)は「おんなの酒場」を披露する。毎年、インパクトのある衣装で話題をさらっている小林。当初は「今年は震災もありましたし、どうしようかと悩みました」と代名詞となっている派手な衣装を披露するか、悩んでいたという。

 「被災地に行くたびに“今年の紅白は?”と聞かれることも増え、“もし自分たちのことを元気づけたいと思うなら派手にしてください”と言われたんです。だったらやってみようと。これまでの中で一番派手かは分からないですけど」と例年通りでいくことを明かした。

 「被災地で白い紙が何もないって、パンツにサインをしたことがあったんです。“パンツにサインしたのは初めて”と話したら、みんなが笑ってくれた。そしたら、泣いているんです。こんなに笑ったのは久々だと泣いているんです。笑顔になってもらえるものをやろうと決めた」と被災地への訪問が衣装決めのひとつの理由となったことを告白。

 「今年の衣装には笑いが入っています。五穀豊穣というか、日本の伝統文化の中で誰もが知っているもの。笑顔になってもらうためにやります。復興を願って、稲穂を頭に飾ります」と力強く語った。

 また、11月に医療関連会社「TESホールディングス」社長の林明男氏(49)と入籍した小林だが、旦那さんはNHKホールには来る?との質問には「来ないです。テレビで」と照れていた。

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2011年12月29日のニュース