福島への思いを胸に 西田敏行「全力を込めて伝えたい」

[ 2011年12月29日 13:49 ]

「第62回NHK紅白歌合戦」リハーサルに登場した西田敏行

「第62回NHK紅白歌合戦」リハーサル

 東日本大震災で被災した福島県出身の西田敏行(64)は21年ぶり4回目の出演。「司会の嵐と井上真央ちゃんと面接しました。僕も司会をやったこともあったけど、懐かしくなりましたね」とほほえんだ。

 今回は故郷への思いを歌った新曲「あの街に生まれて」を披露する。「個人的に進言させてもらった」と自らの意思で歌唱曲を決定。「被災された方々への思いを大事に、歌わせてもらいたい。通常の歌手としての出場とは趣が違いますね。自分の歌で全力を込めて伝えたい」と被災地への強い思いを口にした。

 放送では、福島の観光地「スパリゾートハワイアンズ」からの中継も行われるが、「(映画の)『フラガール』も名作だし、僕もロケにも使った。復活したというのは復興の兆しだなと思う」と話した。

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2011年12月29日のニュース