AKB 質量とも紅白史上最大のショーに NHK「記録塗り替えるだろう」

[ 2011年12月27日 10:28 ]

2010年大みそかの紅白歌合戦で「AKB」の人文字をつくるAKB48のメンバーら

 AKB48が大みそかのNHK紅白歌合戦で「史上最大のショー」を披露する。

 昨年は一アーティストとして紅白史上最多の130人が出演したが、今年はHKT48など新ユニットが誕生したことから、NHKの原田秀樹チーフ・プロデューサー(44)はスポニチの取材に「記録を塗り替えるだろう」と明かした。量的にも、質的にも、紅白史を変えるパフォーマンスが繰り広げられるのは必至だ。

 「森永さんにも、ぎゃふんと言っていただけるものにします」とNHKの原田氏は宣言した。

 AKB48にも詳しい経済評論家・森永卓郎氏(54)は今月20日の「AKB48紅白対抗歌合戦」で審査員を務めた際に「本家の紅白よりはるかにいい」と絶賛した。NHK紅白の関係者にとっては聞き捨てならない言葉だろうが、ファンの心をとらえる構成や演出がほどこされた“AKB紅白”が出色だったのは間違いない。さて、本家のステージはどうか?

 昨年はAKB48人、SKE48人、NMB16人、研究生18人の総勢130人が出演。舞台の前後左右いっぱいにメンバーが広がり「紅白2010AKB48神曲SP」を披露した。原田氏は「今年は姉妹グループが増え、メンバーの数も増えたから、さらにパワーアップし、130人を上回る規模になるのでは」と話す。

 東京・水道橋の東京ドームシティホールで行われたAKB紅白にはHKT48とJKT48も含む計155人が出演。本家紅白が行われるNHKホールはそれより大きいことから、出演が155人以上になる可能性が高い。

 披露する曲は「紅白2011AKB48スペシャル」。今年のヒット曲メドレーとなる方向で、現在、選曲・編曲に入っている。AKB48は今年、年間シングル売り上げランキングのトップ5を史上初めて独占。(1)フライングゲット(158万7000枚)(2)Everyday、カチューシャ(158万6800枚)(3)風は吹いている(141万9000枚)(4)上からマリコ(119万9000枚)(5)桜の木になろう(107万9000枚)--の5曲で、この中からどれを選んでも超豪華ミリオンメドレーとなる。

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2011年12月27日のニュース