「臨場」映画化!内野聖陽「死者の声を根こそぎ拾う」

[ 2011年12月26日 12:09 ]

「臨場」シリーズで敏腕検視官の倉石義男を演じる内野聖陽

 内野聖陽(43)主演のテレビ朝日ドラマ「臨場」が映画化される。タイトルは「臨場・劇場版(仮)」で来年6月30日公開。ドラマ版を手掛けた橋本一監督がメガホンを取る。松下由樹(43)渡辺大(27)平山浩行(34)益岡徹(55)高嶋政伸(45)らおなじみのキャストがそろう。

 連続ドラマは09、10年に放送。特に2作目「臨場 続章」は同年の民放連ドラでは首位となる平均視聴率17・6%を記録。テレビ朝日の佐藤凉一プロデューサーによると映画版は「作家・横山秀夫氏の原作世界を大切にしたオリジナル脚本」が用意された。

 警視庁鑑識課の検視官、倉石義男を演じる内野は「現代には少なくなった無骨な生き方。コンビニエントでスマートな社会に逆行する男。劇場版もお客さまにおもねず信じたままの倉石を演じ、死者の声を根こそぎ拾い尽くしたい」と意気込む。25日、神奈川県内でクランクインした。刑事ドラマで同局の「相棒」シリーズに続くヒットが期待され、橋本監督は「見終わったら座席から立てなくなるような重量級パンチを放ちたい」と燃えている。

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2011年12月26日のニュース