「家政婦のミタ」で松嶋菜々子“新記録” 「やまとなでしこ」をも上回る

[ 2011年12月22日 09:58 ]

「家政婦のミタ」で主演した松嶋奈々子

 松嶋菜々子(38)主演の日本テレビ系連続ドラマ「家政婦のミタ」(水曜後10・00)の最終回の平均視聴率が40・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。松嶋が出演した番組の中では最高視聴率となった。

 これまでに松嶋が出演したドラマでもいくつか印象的なものはあったが、2000年秋クール放送のフジテレビ系の“月9”ドラマ「やまとなでしこ」の最終回は平均視聴率34・2%をマーク。“心よりお金が大事”と玉の輿に乗るべく合コンに情熱を注いでいた一人の客室乗務員が大病院の御曹司を射止めながらも、小さな魚屋で働く男に恋をし、本当の恋を見つけていくまでを描くラブコメディの中で、松嶋は主人公の神野桜子を熱演した。

 夫の反町隆史(37)主演で放送され、最終回には35・7%好視聴率を記録した98年放送フジテレビ系連続ドラマ「GTO」でもヒロインを務めた。

 脚本は「家政婦の―」を手掛けた遊川和彦氏で、これが松嶋出演ドラマでは今までで最高記録を保持していたが、「家政婦の―」ははるかに上回った。

 松嶋の出世作となったのが、96年放送のNHK朝の連続テレビ小説「ひまわり」。松嶋にとっては初主演。会社をリストラされた主人公のヒロイン・南田のぞみが、家族のトラブルをきっかけに弁護士の世界を志し、司法試験、司法修習生を経て、一人前の弁護士に成長していく物語。これも最高で29・6%を叩き出しているが、30%台に乗ることはなかった。

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2011年12月22日のニュース