「天才」談志さんにお別れ 献花式に多くのファン

[ 2011年12月21日 18:22 ]

 11月に75歳で死去した落語家立川談志さんのファンを対象にした献花式が21日午後、東京都内のホテルで開かれ、笑顔の遺影に多くのファンが花を手向け、別れを惜しんだ。

 千葉県我孫子市の女性(58)は「夜眠れないときに、よく談志さんのCDを聞きました。本当に天才。感謝の気持ちでいっぱいです」と涙ぐんだ。

 献花に訪れたお笑いコンビ「爆笑問題」の太田光さんと田中裕二さんは「講談でも浪曲でも完璧に覚えていた。天才とはそういう人のこと。自分たちは足元にも及ばない」などと語った。

 取材に応じた弟子の立川志の輔さんは「亡くなったという実感がなかったが、会場で師匠が好きだった曲を聞いたらぐっときた」と声を詰まらせた。

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2011年12月21日のニュース