山本太郎 原発抗議で佐賀地検が事情聴取

[ 2011年12月21日 06:00 ]

 佐賀県の九州電力玄海原発2、3号機の再稼働をめぐり、佐賀県庁に侵入し抗議活動をしたとして、建造物侵入や威力業務妨害などの疑いで告発された俳優山本太郎(37)を佐賀地検が19日に事情聴取していたことが分かった。山本は20日、東京都内で記者会見し「政治的な弾圧以外の何ものでもない」と地検の対応を批判した。

 告発状によると、山本は7月11日、反原発団体のメンバーら約150人と佐賀県庁を訪れ、再稼働を認めないよう抗議活動を展開。庁舎に入り古川康知事との面会を求めたが、会えないまま職員に請願書を手渡し立ち去った。報道を見た京都市の行政書士の男性(28)が告発状を提出、地検が9月に受理していた。

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2011年12月21日のニュース