「紅白」曲目決定!大トリはSMAP決定的

[ 2011年12月21日 06:00 ]

 NHKは20日、「第62回紅白歌合戦」(31日後7・15)に出場する歌手55組の曲目を発表した。岩手県出身の千昌夫(64)は「北国の春」、福島県出身の西田敏行(64)は「あの街に生まれて」など、東日本大震災の被災地への応援を意識した選曲。曲順は27日前後に発表となるが、大トリはSMAP、紅組のトリは天童よしみ(54)が決定的となった。

 SMAPは8月に発売したチャリティーベスト盤のタイトルにちなんだ「SMAP AID 紅白SP」。NHK側は「デビュー20周年で海外公演を行うなど、活躍した感謝の気持ちと日本に元気になってほしいという気持ちを届けてくれるような勢いのある内容になると思います」と説明。CD収録曲を決める際に行った「みんなを勇気づけるSMAPの曲」のファン投票で1位となった「オリジナルスマイル」(94年)を含むメドレーになりそうだ。大トリは03、05、10年に続き4度目。

 天童は、二十三回忌を済ませた美空ひばりさんの名曲「愛燦燦」に挑む。

 親子出場の松田聖子(49)と神田沙也加(25)は、カウントダウン公演を行う千駄ケ谷の東京体育館から中継で「上を向いて歩こう」をデュエット。9月、親交のある米プロデューサー、クインシー・ジョーンズの公演にゲストで出演した際の1曲だ。

 7歳で史上最年少出場の芦田愛菜と鈴木福は勝敗なしという形で「マル・マル・モリ・モリ!」を歌う。夏川りみ(38)と秋川雅史(44)も同様で、震災の避難所で宮城県仙台市立八軒中が歌って話題になった合唱曲「あすという日が」を共演。活動再開の絢香(24)は、休止前最後の09年に歌った「みんな空の下」を披露する。

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2011年12月21日のニュース