「南極大陸」最終回は22% 初回以来の大台超え

[ 2011年12月19日 10:01 ]

 「SMAP」の木村拓哉(38)主演のTBS開局60周年記念ドラマ「南極大陸」(日曜後9・00)の最終回が18日に放送され、平均視聴率が関東地区で22・0%、関西地区で22・9%(ビデオリサーチ調べ)だったことが19日、分かった。最終回は1時間半のスペシャル版で放送された。

 初回は22・2%の好スタートを切ったがその後は失速してしまったが後半はまた持ち直し、第6話では19・1%を記録していた。そして、最終回では初回以来の20%超となり、22・0%の視聴率となった。全話の平均は18・0%だった。

 関西地区での最終回視聴率は22・9%、全話平均は17・9%だった。

 戦後復興期の昭和30年代、未知の大陸だった南極に渡り、世界で初めて現地で1年を過ごした南極越冬隊の姿と、隊が飼っていた樺太犬との絆を描く感動作。主演の木村は、越冬隊の副隊長役である地質学者で、樺太犬の世話係でもある倉持岳志を演じた。共演には、ライバルの隊員役の堺雅人(37)、ヒロインの綾瀬はるか(26)をはじめ、香川照之(45)、山本裕典(23)、柴田恭平(60)ら豪華キャストが並んだ。

 最終回は、犬たちが生きているという“奇跡”を信じ、再び南極観測船「宗谷」に乗り込み、倉持 (木村)は南極へと向かった。南極圏に入ることはできたものの、氷に阻まれ、なかなか進めない中、白崎(柴田)は一足先に昭和基地に偵察に行く役目を倉持に託す。一方、強いブリザードの中、リキは最後の力を振り絞って昭和基地へと必死に進んでいた。昭和基地に到着した倉持は基地の前でリキをはじめ8頭の犬の亡骸を発見する。諦めかけた時、兄弟犬のタロ、ジロと再会する…という展開だった。

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2011年12月19日のニュース