聴衆魅了 由紀さおり NYでピンク・マルティーニと共演 

[ 2011年12月14日 16:38 ]

13日夜、ニューヨークで開かれた「ピンク・マルティーニ」のコンサートにゲスト出演後、記者会見する由紀さおり(右)と同楽団のリーダー、トーマス・ローダーデール

 米国のジャズ・オーケストラ「ピンク・マルティーニ」と共演したアルバム「1969」が世界的にヒットしている歌手の由紀さおりが13日夜、ニューヨークで開かれた同楽団のコンサートにゲスト出演し、美しい歌声で聴衆を魅了した。

 由紀は12日から20日までワシントン、ニューヨークなど米4都市で開催の同楽団のツアー6公演に参加。

 13日は、69年のヒット曲「夜明けのスキャット」をはじめ「ブルー・ライト・ヨコハマ」「パフ」「真夜中のボサ・ノバ」など8曲を同楽団の優美でリズム感ある伴奏で歌った。

 由紀が東日本大震災の被災者に対する米国民の支援について「多くの前向きなパワーをいただき日本人として深く感謝する」と述べると、ホールを埋めた約1500人の聴衆から大きな拍手が起きた。

 由紀は11月19日にも姉の安田祥子とともに、ニューヨークでライフワークの童謡コンサートを開いていた。(共同)

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2011年12月14日のニュース