観客と登壇者で3万1千歳 最高齢試写でギネスに挑戦

[ 2011年12月7日 19:39 ]

 日本映画史上で最高齢試写会を目指し、60歳以上の観客ばかりを集めて映画「ロボジー」(来年1月14日全国公開)の試写会が東京都内で開かれた。観客と登壇者計約450人の年齢を足すと3万1084歳で、ギネス世界記録に申請する。

 映画「ウォーターボーイズ」などで知られる矢口史靖監督作品。「ロボット博」の1週間前、家電メーカーの3人組が開発中の二足歩行ロボットが大破。ロボットの中に人間を入れてごまかそうとした3人は、一人暮らしの老人・鈴木(五十嵐信次郎)を選んだが…。

 「五十嵐」の名前で主役の鈴木を演じた73歳のミッキー・カーチスは、同世代の観客に「大丈夫、生きてる?」。会場から「帽子を取らねえと(顔が)分からねーよ」と声が掛かると、「取ったって一緒だよ」と薄くなった頭を見せ笑わせた。

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2011年12月7日のニュース