ゴマキ感涙 最後の「LOVEマシーン」

[ 2011年12月5日 06:00 ]

後藤真希コンサートでLOVEマシーンを熱唱するドリームモーニング娘。(左から)保田圭、中沢裕子、小川真琴、飯田圭織、矢口真里、久住小春、安倍なつみ、石川梨華、後藤真希

 年内で活動休止する歌手の後藤真希(26)が4日、千葉・幕張メッセで最後のライブを行った。「モーニング娘。」時代の盟友たちがサプライズゲストで登場。一夜限りの復活を果たし、デビュー曲「LOVEマシーン」を熱唱した。後藤はファンに「浮気しないでね!」と呼び掛け「いつかまた会いたい」と復帰の意思があることを初めて明言。大粒の涙で12年間の活動に終止符を打った。

 コンサート最後のアンコールコーナー。後藤の「ステキな仲間が駆けつけてくれました!」の呼び掛けに中澤裕子(38)安倍なつみ(30)矢口真里(28)らが続々とステージに現れた。現在「ドリームモーニング娘。」として活動中の8人だ。

 「もうさぁ、うれしいさ」と感激の涙を流す後藤。「戻ってくる場所があるって…」としみじみ話すと、中澤が「あるんだよ!」と続けた。6年ぶりに一緒に歌う「LOVEマシーン」。当時13歳でいきなりセンターポジションに立った金髪の少女は、色っぽい茶髪の美女へ成長したものの、仲間に見せる愛らしい笑顔は変わらなかった。

 「ごっちん!」「マキー」。観客5000人の真っ赤なペンライトに迎えられて登場。黒のミニスカポリス、白のミニワンピなど多彩な衣装で9変化。ラストアルバム「愛言葉」の収録曲を中心に24曲を披露した。

 最後の曲を歌い終えると、両耳に手を当て“ごっちんコール”に聞き入った。「私を忘れるのも、浮気するのもダメだからねっ!」。ゴマキらしいファンへの別れ言葉だった。

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