大竹しのぶ　紫綬褒章を受章「みんなに感謝したい」

　政府は２０１１年秋の褒章受章者を２日付で発表した。受章者は６９８人（うち女性１２５人）と２３団体。３日に発令される。

　芸術やスポーツ、学問で功績を残した人に贈られる紫綬褒章は女優・大竹しのぶ（５４）、映画「フラガール」などの美術監督の種田陽平（本名・康幸）さん（５１）ら２４人が受章した。大竹は「出会った人みんなに感謝したい。良い芝居を届けられるように頑張ります」と喜びを語った。

　また人命救助に尽くした人への紅綬褒章は１０人。昨年６月に川で溺れた男児を助けた中学２年の溝上春喜さん（１３）＝埼玉県所沢市＝は記録が残っている戦後では史上最年少の褒章受章となった。