グンちゃん復興ライブ!東京Dで自己最多動員へ

[ 2011年10月27日 06:00 ]

来日公演で大型バイクにまたがって登場したチャン・グンソク(C)フラウ・インターナショナル

 韓国俳優で歌手としても活躍中のチャン・グンソク(24)が26日、来日ツアーの最終公演をさいたまスーパーアリーナで開催した。

 21万枚を売り上げた日本デビュー曲「Let me cry」など15曲を披露。ファンのことを「ウナギ」と呼んでいるグンソクが「おまえたち、浮気したらかば焼き!」と決め文句を叫ぶと、満員1万8000人の観客は黄色い歓声を上げてうっとり。即興で作った曲のギター演奏や宙づりでの歌唱、バイクにまたがっての登場など、約3時間にわたる多彩な演出で観衆を魅了した。

 会場にはファンからプレゼントを受け付けるブースをなくし、代わりに東日本大震災復興支援の募金箱を設置。多くのプレゼントをもらってきたグンソクが「そのお金を被災地のために使ってほしい」と希望したためで、500円以上募金した人には特製のポストカードをプレゼントした。

 ツアーは東名阪3都市5公演で計6万4000人を動員。そのチケットはわずか5分間で完売したため、追加公演として来月26日に初めて東京ドームでコンサートを行うことも決まった。チケットの一般発売は、公演2週間前の同12日。動員は自己最多の5万人。もちろん会場には被災地への募金箱も設置する。

 グンソクは震災直後に義援金1000万円を寄付し、毛布3000枚を被災地へ届けるなどし「皆さんが早く普段の生活に戻れるよう祈っています」と話していた。今回の募金の寄付先は「被災地の子供たちのために使ってもらえるところを希望している」(関係者)という。

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2011年10月27日のニュース