宮崎で泉谷、キョンキョンら口蹄疫復興支援しライブ

[ 2011年10月22日 22:01 ]

 口蹄疫被害に遭った宮崎県を応援しようと歌手の泉谷しげるらが22日、野外ライブ「水平線の花火と音楽2」を宮崎市で開催した。昨年に続き2度目で、泉谷は復興実現に向け少なくとも7年は続けたいとしている。

 ライブには約1万人が入場し、泉谷のほか、歌手の小泉今日子や宮沢和史らが出演。約6時間続けられ、約1万2千発の花火で締めくくった。

 泉谷が「大変なことが多かった宮崎だが、これからも宮崎の味方だ」とエールを送ると、観客が立ち上がり会場は一体感に包まれた。

 今年は「被災地から被災地へ」をコピーに、主催者が東日本大震災の被災地から宮崎に避難している約170人を招待。入場料売り上げの10%と収益の50%を、宮崎県の震災復興支援プロジェクトに寄付する。

 会場には「(口蹄疫による殺処分で)失われた多くの尊い命に報いることが私たちのつとめです」と記した大型のパネルを展示。宮崎市の男性(72)は「昨年は宮崎全体の雰囲気が冷え込んでしまったが、このイベントで気持ちを新たにすることができた」と話した。

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2011年10月22日のニュース