死亡直後のマイケルさん写真を公開…家族号泣

[ 2011年10月7日 06:00 ]

 09年の米歌手マイケル・ジャクソンさん=当時(50)=の急死をめぐり、過失致死罪に問われた専属医コンラッド・マーレー被告(58)の裁判が5日(日本時間6日)、ロサンゼルス郡地裁で行われ、検察側が死亡直後のマイケルさんの写真を公開した。

 AP電によると、遺体が担架に乗せられたもの。法廷の大型モニターに映し出され、傍聴していた兄で歌手ジャーメイン・ジャクソン(56)は泣き崩れた。

 9月27日の初公判に続き、新たな音声も公開。死亡する1カ月半前の09年5月にマーレー被告の携帯電話に録音されたもので、薬物の影響からか、ろれつが回らないマイケルさんが「自分には子供時代がなかったから、子供が好きなんだ」などと話した。音声は約4分間。検察側は、マイケルさんが麻酔薬などを使用した後はもうろうとした危険な状態になると被告が認識していたことを示す証拠とみている。

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2011年10月7日のニュース