「あっちゃんはいつも早かった」篠田麻里子 センターの重み実感

[ 2011年10月4日 11:55 ]

スポニチ本紙の直撃取材に驚きながらも笑顔を見せる篠田麻里子

 作詞家の秋元康氏(55)が総合プロデュースするAKB48と関連ユニットを特集する「Weekly AKB」がスタート(毎週火曜掲載)。初回は、先日の「第2回AKB48じゃんけん大会」で勝ち抜いた篠田麻里子(25)ら16人の選抜メンバーの初仕事を独占直撃した。

 センター・篠田をついに激写した。

 「じゃんけん選抜」の初仕事となる新曲(タイトル未定、12月7日発売)のビデオ撮影が、都内の学校跡地で行われるとの情報をキャッチ。現場で、初センターを務める篠田らメンバーに直撃取材し、その胸中を聞いた。

 注目の篠田が現れたのはまだ日が昇っていない午前5時半。ビデオの出番が最も多いため、他のメンバーよりも早く現場入りするのはセンターの宿命。デビュー6年目で初めてセンターとして臨んだ仕事に「そういえば、あっちゃんはいつも朝早かった。その気持ちが分かった」。ずっと背中を見ていたエース・前田敦子(20)の抱えていた苦労とプレッシャーの一端を実感していた。

 撮影現場は完全シャットアウトで、衣装もコートで隠す徹底ぶりだったが、休憩中にカメラを向けると篠田は「あっ撮ってる!」と指をさすなどリラックスした表情。「かっこいいとか、かわいい感じでなく、面白くなるんじゃないかなあ」と期待した。確かに篠田の魅力は非凡なルックスとボケキャラとのギャップ。総合プロデューサーの秋元康氏も「ブリブリでカワイイ曲にする」と明かしており、現場の雰囲気からもAKB史上最高にコミカルな作品が誕生する予感。

 ほかのメンバーも力が入っている。峯岸みなみ(18)は「しゃべりの部分とかで麻里子を支えていきたい。(じゃんけん大会)3位ということでたくさんビデオに出られるのでファンの皆さんも喜んでくれると思う」と強調。24作連続選抜入りの小嶋陽菜(23)は「マリちゃんのセンターは新しい。身長が高いし華やかですよね」とビデオの完成が待ち遠しい様子だった。

 抱負について篠田は「一人一人の個性を引き立てたい。今回の選抜メンバーの誰かが次のセンターに立てるよう“いいパス”を送ります!」と明かし、その言葉は「なでしこJAPAN」の沢穂希(33)のようなキャプテンシーにあふれていた。船出を切った16人。間違いなくAKB48をこれまで以上に面白くしてくれるはずだ。

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