山内賢さん通夜 和泉雅子、天国で「日活会を」

[ 2011年9月26日 06:00 ]

山内賢さんについて語る和泉雅子

 24日に肺炎のため死去した俳優の山内賢(やまうち・けん、本名藤瀬賢晁=ふじせ・のりあき)さんの通夜が25日、東京都杉並区の和田堀廟所で営まれ、俳優仲間ら約300人が参列した。

 鈴木清順監督の「悪太郎」で不良少年役を好演するなど、日活を代表する青春スターだった山内さん。映画での共演のほか、66年に「二人の銀座」をデュエットした和泉雅子(64)は「とにかくまじめな人だった。残念です。裕(石原裕次郎)さん、南田(洋子)さん、長門(裕之)さんと日活会をつくってくださいね」と惜しんだ。

 山内さんは03年夏、右肺にがんが見つかり、除去手術。その2年後には食道や左肺に転移が見つかり、入退院を繰り返した。舟木一夫(66)は「年齢が1歳しか違わないので自分に置き換えるとこんなに頑張れない。お疲れさまでした」と悼んだ。

 戒名は常慶院高岳賢尚居士(じょうけいいんこうがくけんしょうこじ)。葬儀・告別式は26日午前10時半から同所で。

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