胸もみしだかれる鈴木杏「私の体はオモチャじゃない」

[ 2011年9月14日 06:48 ]

劇場ロビーに置かれたつかこうへいさんのパネルの前で会見した(左から)山崎銀之丞、和田正人、鈴木杏、馬場徹、加藤雅也

 昨年7月に他界した劇作家つかこうへいさん(享年62)の舞台「新・幕末純情伝」が13日、東京・渋谷のパルコ劇場で初日を迎えた。

 つか作品に初出演で主人公の沖田総司を演じる鈴木杏(24)は「つかさんにはお会いすることができなかったけど、この舞台との出合いは大きい。つかさんの言葉をしっかり観客に伝えたい」と話した。

 小さいころから男として育てられた新選組の女剣士役を熱演。舞台上で次々と男優から胸をもみしだかれるシーンについて「私の体はオモチャじゃない、って思いますけど、あくまでお仕事ですから」と納得の表情。坂本龍馬役の馬場徹(23)とのキスシーンについては「お互い汗と涙でグチョグチョでよく分からないです」と話した。25日まで。

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2011年9月14日のニュース