SMAPデビュー20周年 “原点回帰”1万人握手

[ 2011年9月10日 06:00 ]

 SMAPが9日、埼玉県所沢市の西武園ゆうえんちで、デビュー20周年を記念したファンミーティングを開催した。

 20年前の9月8日にデビューイベントを行った思い出の地。当時のものに似せたド派手な衣装に身を包み、デビュー曲「Can’t Stop!!~LOVING~」などを披露。観客約1万人との握手会も行うなど、20年前をほうふつさせる内容になった。

 イベントの会場になったのは西武園ゆうえんちの波のプール。20年前、水が張られたプールサイドに水着姿のファンを集めた“聖地”。この日は水が抜かれたプールにステージと客席が設営された。

 20年前の映像が流れた後、当時とほぼ同じデザインの衣装に身を包んだ5人が登場。デビューイベントは台風による暴風雨の中で決行されたことで知られる。この日は台風14号が九州の西に迫っていたものの、首都圏は晴れわたった。

 イベントではメンバーとファンが体を密着させて風船を割るゲームを楽しむなど、ファンと間近に触れ合った。

 歌った曲はNo・1ヒット曲「世界に一つだけの花」など4曲。デビュー曲を歌い終えると木村拓哉(38)が「この曲を歌って、またスタートを切らせていただきます」と新たな一歩を宣言。稲垣吾郎(37)は「ファンは僕たちにとって家族のような存在。これからも20年、30年、40年と一緒に生きていきましょう」と感慨深げに呼び掛けた。

 ファンミーティングは全国4カ所で開かれてきて、この日がラスト。8月に発売されたアルバム「SMAP AID」の購入者の中から抽選で選ばれた約1万人が無料招待された。

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2011年9月10日のニュース