主演・役所広司が喜びのコメント「日本の家族を見てもらえた」

[ 2011年8月29日 12:17 ]

 松竹に29日午前入った連絡によると、カナダで開かれていた第35回モントリオール世界映画祭で、同社配給の原田眞人監督の映画「わが母の記」が最高賞のグランプリに次ぐ審査員特別グランプリを受賞した。

 「わが母の記」は井上靖の自伝的小説が原作。主人公の小説家を演じた役所広司は受賞を受けて「日本の家族の姿を世界の人々に見ていただけて、そして受け入れてもらえたことがとてもうれしいです」と喜び。原田監督は「日本が元気のない今、明るいニュースが届いてとてもうれしく思う。すべての観客とその母親たちにささげるつもりで撮った。この家族の絆の物語が、モントリオールの皆さまにも共感していただけたことが光栄です」とコメントした。(共同)

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2011年8月29日のニュース