キムタク 北京公演で「日本の“元気”体現したい」

[ 2011年8月16日 17:41 ]

 9月16日に海外初となるコンサートを北京市で予定している人気グループSMAPの木村拓哉が16日、同市内のホテルで記者会見し「コンサートに全力で取り組み(東日本大震災から立ち上がろうとしている)日本の『元気』を体現したい」と抱負を語った。

 木村は「震災では中国の皆さんから温かい支援を頂いた」とあいさつ。北京訪問は今回が初めてといい「ずっと中国でコンサートをやりたいと思っていた。今後機会があれば(昨年)行けなかった上海などでも中国の俳優らとの共同作業に参加できれば」と話した。

 SMAPは昨年6月、上海万博会場でイベントを開く予定だったが、会場の混乱を懸念した中国側が中止を決定。同10月の上海コンサートも、沖縄県・尖閣諸島付近の中国漁船衝突事件を受けた日中関係の悪化で中止となった。

 北京コンサートは約4万人の来場が見込まれている。記者会見には日中のメディアや中国のファンら約250人が参加し、ファン代表からSMAPのメンバーそれぞれに名前が彫られた印鑑がプレゼントされた。

 コンサートの賛同人には、中国の唐家セン元国務委員や海部俊樹元首相、巨人元監督の長嶋茂雄氏ら日中の著名人が名を連ねた。(共同)

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2011年8月16日のニュース