ジョー山中さん葬儀 内田裕也が弔辞「決して忘れない」

[ 2011年8月13日 06:00 ]

ジョー山中さん葬儀で弔辞を読む内田裕也

 肺がんのため7日に64歳で亡くなった歌手ジョー山中(本名山中明=やまなか・あきら)さんの葬儀が12日、東京・北品川のキリスト品川教会で営まれた。

 かまやつひろし(72)ら音楽仲間に加え、崔洋一監督(62)、俳優の本木雅弘(45)や杉本彩(43)ら約800人が参列。山中さんが19歳の時にフラワー・トラベリン・バンド(FTB)に誘った内田裕也(71)が弔辞を読んだ。

 「デビッド・ボウイがローリング・ストーン誌で“日本で一番興味があるのは誰?”と問われ“ジョー山中”と答えた。それを読んで興奮したし、それまでの苦労が一気に吹っ飛んだことを思い出す」と切り出し、ボランティア活動にも精力的だった功績を紹介。「ジョー、長い間お疲れさま、決して君のことは忘れない。もっと大切にしてやればよかった」と悔いの言葉で結んだ。

 FTB時代の名曲「SATORI」などが流れる中、棺はミッキー・カーチス(73)、ジョニー大倉(58)らの手で霊きゅう車に運ばれた。出棺前には喪主の聡子夫人(37)が「ジョーはいなくなっても、ジョーの歌は残っています。皆さん、ジョーのことを忘れないで」と涙で訴え、参列者から拍手が湧き起こった。山中さんは西五反田の桐ケ谷斎場でだびに付された。

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