坂東玉三郎が50万円寄付 世界遺産の二条城修復に

[ 2011年8月8日 17:31 ]

京都市役所を訪れ、二条城修復のための寄付金を門川大作市長(右)に手渡す歌舞伎俳優の坂東玉三郎

 歌舞伎俳優の坂東玉三郎(61)が8日、京都市役所を訪れ、世界遺産・二条城(京都市)の修復費用として、公演の収益から捻出した50万円を届けた。

 門川大作市長は「大変励みになります」と玉三郎に感謝状と扇子をプレゼント。玉三郎は「京都には修復が必要な建物が多い。多くの人が賛同し、どんどん寄付が集まれば」と語った。

 今回寄付したのは6~7日に平安神宮で開かれた歌舞伎公演の収益の一部。

 市は来年から20年かけて、1603年の創建以来最大規模となる二条城の修復を計画。50億円を目標に寄付を募っているが、これまでに約2千万円しか集まっていない。

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2011年8月8日のニュース