05年開校のフジ「平成教育学院」…9月“閉校”

[ 2011年8月6日 06:00 ]

 フジテレビの教育バラエティー「平成教育学院」(日曜後7・00)が9月で終了することになった。ビートたけし(64)と故逸見政孝さんが共演した「平成教育委員会」の流れをくむ“伝統校”で、前身の「平成教育予備校」を含めると約6年8カ月での閉校となった。視聴率の低下が指摘されていた。

 「平成教育学院」は、先生役のユースケ・サンタマリア(40)と助手役の高島彩(32)が司会を務め、芸能人や文化人が生徒として登場し、中学入試の難問に挑戦する番組。

 ビートたけしや故逸見政孝さん出演で91年10月にスタートした「平成教育委員会」の兄弟番組として、05年1月に30分番組の「平成教育予備校」が放送され、翌06年10月からは1時間番組の「熱血!平成教育学院」となり、今年4月から「1年1組 平成教育学院」にリニューアルしていた。

 「熱血!平成教育学院」では、「ロザン」の宇治原史規(35)や劇団ひとり(34)、平山あや(27)ら生徒が鮮やかに正解を出したり、悩んで珍解答をひねり出したりする姿が見どころで、今年3月20日までの4年5カ月の平均視聴率は13・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

 ビートたけしが北野武名で先生、高島彩が助手を務める「平成教育委員会」は今後もスペシャル番組で継続していくという。

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2011年8月6日のニュース