20歳のゆきりん…8・7仙台で復興ライブ

[ 2011年7月15日 06:00 ]

8月7日に仙台で復興ライブを行う「ワタナベガールズ」の5人

 柏木由紀(20)ら大手芸能プロ「ワタナベエンターテインメント」に所属するAKB48のメンバー5人が、来月7日に東日本大震災の被災地・仙台のライブハウス「仙台Rensa」で復興ライブを開催する。

 参加するのは「ワタナベガールズ」として活動する柏木、高城亜樹(19)、倉持明日香(21)、大家志津香(19)、佐藤夏希(21)。バラエティーに富んだ楽曲のライブのほか、ゲームやトークなどが満載。ファンとのハイタッチ会も予定している。

 「アイドルとして元気づける活動をしたい」という思いから実現。「フレンチ・キス」としても活動する柏木、高城、倉持は、震災後にチャリティー曲「君なら大丈夫」を発表。4月に始まったTOKYO FM「フレンチ・キスのkiss ラジ!」は当初、東京都とその周辺のみで聴くことができたが、「被災地にも届けてほしい」とのリスナーの声が殺到。5月に福島県、今月からは宮城県でも放送が開始された。これらの活動を通じて「直接声を届けたい」との思いが強まり、スタッフと話し合ってライブ開催を決めた。

 8月7日は仙台の夏の風物詩「七夕まつり」の中日で、メンバーの浴衣姿も見られるかもしれない。高城は「1人でも多くの人に楽しんでほしい」。倉持は「私たちの声や笑顔が届けられる」と楽しみにしている。

 「笑顔のあふれるイベントにしたい。力を合わせて頑張ります」と話した柏木は15日が20歳の誕生日。先月のAKB48選抜総選挙で3位となり、活動も順風満帆。「20代は周りの人への感謝の気持ちを忘れず、自分のやりたいこと、やるべきことをしっかり考えていきたいです。自分自身と向き合いながら、私にしかできないことや自分らしさをゆっくり探していきたい」と誓った。

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2011年7月15日のニュース